わけあって、四国八十八か所めぐりを昨年9月から始めました。
仕事が忙しく、土日しか四国お遍路にいけれませんし、毎週いけれるわけでもありません。
本来であれば、歩いて回りたいのですが、仕事の都合もあるので、車で行っています。
コツコツ行ったので、今では70ヶ所めぐりました。
ただ、1番から順番通りではありません。
仕事の呼び出しがない日には、高知に行ったり、土日の泊りがけで行ったりしました。
実は、うつ病の兄弟と一緒に行っています。その子は部屋でゲームばかりで、ニートであり、あまり外出しないのですが、なぜかお遍路には一緒に来てくれます。
昨年まではその子は内心では働きたいと思っていたけれど、体と心では無理と言っていました。
お遍路をまだは終わってませんが、その子はこの8月から働き始めました。
再就職に至った経緯で、何が良かったのかと考えています。
その子はお遍路周りを始めた当初はお遍路の意義が分からなかったようですが、外出できるのが良かったようにみえました。
最近は「ありがとう」もいえるようになり、笑顔が増えました。
その子は不眠症もあります。
車は私が運転しており、車移動中は、その子は助手席で寝ていることが多いですが、起きている時は自分の思ったことや、過去の専門学校の経験、元々働いていた場所の嫌だったことも話してくれて、頭の中が整理されたのが、良かったのかもしれないと考えています。
お遍路について最近の気になることです。
お遍路でお寺を回りますと、お寺でお賽銭を入れて、1回礼をして、納経所に行かれる方があまりに多いです。お納経をスタンプラリーのように集めていらっしゃるようにみえます。